Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
自己、非自己の識別は、免疫制御に必須の役割を担う。例えば、非自己と認識された病原微生物は、免疫システムにより排除される。一方我々は、腸管では微生物は自己として認識し、共生する戦略をとってきた。しかし、その生体における役割は不明な点が多く残されている。近年申請者は、共生微生物由来代謝産物が自己免疫性疾患の病態制御に関わることを明らかにしている。そこで本研究では、その詳細なメカニズムを明らかにし、疾患の予測や治療法の開発を目指す。
共生微生物由来代謝産物を認識するMR1T細胞がどのように視機能保護に関わるのかを明らかにするため、以下の2点について研究を進めた。以下にその進捗状況を示した。1) MR1T細胞が認識する共生微生物由来代謝産物の同定これまでに、自己免疫性ぶどう膜炎マウスモデルを用いた研究にて、網膜MR1T細胞の抗原認識に伴う活性化が、視機能保護に関わることを見出してきた。そこで、その抗原を同定するため、まずシングルセル解析を行い、抗原認識マーカーを高発現する網膜MR1T細胞を同定した。さらに、その網膜MR1T細胞のT細胞受容体を遺伝子導入することで、抗原認識に伴いGFPを発現するレポーター細胞の樹立に成功した。現在、2024年度までに樹立したLC/MSを用いた抗原同定システムを用いて、眼組織からの粗分画を作成し、網膜MR1Tレポーター細胞のGFP発現を指標に、抗原の同定を進めている。2) シングルセル・空間トランスクリプトーム解析による機能制御機構の解明2023年度までに、自己免疫性ぶどう膜炎マウスモデルを用いて、網膜組織のRNA-seq解析や、眼組織の空間トランスクリプトーム解析を用いて、MR1T細胞依存性に誘導され、視機能保護に関わる可能性を有する遺伝子として、Wntシグナルに関わる受容体遺伝子を同定している。2024年度はさらに、その候補遺伝子の発現細胞の同定と、MR1T細胞との位置関係を明らかにすることに成功した。
令和6年度が最終年度であるため、記入しない。
All 2024 2023
All Journal Article (5 results) (of which Int'l Joint Research: 2 results, Peer Reviewed: 5 results, Open Access: 4 results) Presentation (2 results) (of which Int'l Joint Research: 1 results, Invited: 1 results) Book (1 results) Funded Workshop (1 results)
Communications Biology
Volume: 7 Issue: 1 Pages: 527-527
10.1038/s42003-024-06099-4
Diabetologia
Volume: 67 Issue: 10 Pages: 2329-2345
10.1007/s00125-024-06215-3
Science Immunology
Volume: 9(91) Issue: 91 Pages: 100492-100492
10.1126/sciimmunol.ade6924
Gastroenterology Report
Volume: 11
10.1093/gastro/goad071
Frontiers in Immunology
Volume: 15
10.3389/fimmu.2024.1341180