DV被害母子支援の地域連携―福祉・心理と司法の融合に向けたアクションリサーチ
Publicly Offered Research
Project Area | Law and Human Behavior |
Project/Area Number |
24101507
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Humanities and Social Sciences
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
安田 裕子 立命館大学, 衣笠総合研究機構, 研究員 (20437180)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2013)
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Budget Amount *help |
¥4,940,000 (Direct Cost: ¥3,800,000、Indirect Cost: ¥1,140,000)
Fiscal Year 2013: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
Fiscal Year 2012: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
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Keywords | DV被害に遭った母子 / 現場支援者 / 司法と臨床 / コミュニティ / 連携と協働 / エンパワー / ジェンダー / 国際研究者交流 / DV被害母子 / 連携 / アクション・リサーチ / 国際情報交換 |
Research Abstract |
(1)インタビュー調査の実施:DV被害者支援に従事している女性弁護士(福岡市・女性協同法律事務所の松浦恭子弁護士、大阪府・女性共同法律事務所の雪田樹理弁護士)を対象に、インタビュー調査を実施した。これまでの現場支援者との連携体制の有り様(被害当事者の身辺状況や回復の段階に応じた連携的支援の具体的内容等)を捉えることを目的とした。 (2)シンポジウムの開催:①ミシガン大学の吉浜美恵子教授や市民共同法律事務所の吉田容子弁護士、NPO法人さんかくナビの貝原己代子氏、連携研究者である立命館大学の村本邦子教授に登壇いただき、福祉・心理と法の連携と協働に向けたシンポジウムを開催した。 (3)報告書の作成―前年度に実施した民間支援機関の援助者を対象としたインタビューならびに上記(1)(2)をまとめ、また、公的支援機関で心理的支援を行っているカウンセラーに寄稿いただき、『DV被害を受けた母子への支援―法と心理・福祉の連携と協働の観点から』を作成した。立命館大学大学院文学研究科博士後期課程の川本静香氏に編集協力いただいた。 (4)国際・国内学会での報告:2013年10月12日に法と心理学会第14回大会にてワークショップを共同で企画・報告し、また、2013年10月24日にthe 8th European Congress on Violence in Clinical Psychiatryにてポスター発表を行った。 (5)研修会の企画―2013年8月6日に、2013年度第2回実務家研修『DVにさらされた子どもへの支援』を企画した。暴力のある家庭で育った子どもへの理解を深め、問題行動を示す子どもの背景を読み解く視点を得て、被害と加害の連続性を認識し、適切な支援にむすびつけるための実践的な知識を修得することを目的とした。「DV理解」「トラウマの影響と支援」「支援者のセルフケア」の3つの講座を設定した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(27 results)