4D-MRI撮影法の再構築と体幹部臓器の呼吸由来変位量のモデル化
Publicly Offered Research
Project Area | Computational anatomy for computer-aided diagnosis and therapy :Frontiers of medical image sciences |
Project/Area Number |
24103703
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
羽石 秀昭 千葉大学, フロンティア医工学センター, 教授 (20228521)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2013)
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Budget Amount *help |
¥13,000,000 (Direct Cost: ¥10,000,000、Indirect Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2013: ¥6,500,000 (Direct Cost: ¥5,000,000、Indirect Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2012: ¥6,500,000 (Direct Cost: ¥5,000,000、Indirect Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | MRI / 4次元 / 呼吸運動 / 横隔膜 / 体動 / 放射線治療計画 / COPD / 4D |
Research Abstract |
本課題では,肺や肝臓など体幹部臓器について,4次元MRIを用いて呼吸由来変位量を求める方法およびその解析方法,医学的利用法について研究を行った.平成25年度は,大きく3つの内容について研究を進め,それぞれ成果を得た.要約して説明する. (1)横隔膜運動のCOPD(慢性閉塞性肺疾患)患者と健常者間の動きの比較:4次元MRIから横隔膜を抽出し,その動き(具体的には振幅や位相)を,COPD患者と健常者間で比較した.それぞれ10例以上のデータを解析し,有意な違いを得た.この過程で,これらの特徴量を安定的に算出するアルゴリズムを確立した. (2)4次元MRIのデータ収集時間の削減:従来30分程度かかっているデータ収集時間を短縮するために2つの方法を研究した.ひとつは収集時にリアルタイムに条件判断を行い,必要なデータが得られた段階でその収集を終了する方法であり,もうひとつは,データのスパース性を考慮して収集するデータ量自体を低減し,後段の再構成で高度な処理を行い,画質を維持する方法である.4次元MRIの実データに適用して,いずれの方法も時間短縮に効果があることを確認した. (3)胸腹部臓器の2点間の呼吸による相対的な動きの解析と利用:4次元MRIのデータを用い,臓器の任意の2点間の動き,および1点の動きから他点の動きを予測する方法について研究を行った.一定の推定精度で動き推定が可能であることを示した.この方法は,高速PETを用いた放射線治療時の腫瘍描出や,放射線治療計画などに利用可能になると考えている.
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(19 results)