共役イミンへの多段階反応の系統的制御を基盤とする反応の集積化
Publicly Offered Research
Project Area | Organic Synthesis based on Integration of Chemical Reactions. New Methodologies and New Materials |
Project/Area Number |
24106715
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
清水 真 三重大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30162712)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2013)
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Budget Amount *help |
¥6,760,000 (Direct Cost: ¥5,200,000、Indirect Cost: ¥1,560,000)
Fiscal Year 2013: ¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2012: ¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
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Keywords | フロー合成 / β,γ-アルキニルα-イミノエステル / N-アルキルα-アシル化 / N,C-二重求核付加反応 / α-アシロキシイミノエステル / α-アミノエステル / N,N-ジアルキル化 / N,N,C-トリアルキル化 / α-イミノエステル / 極性転換反応 / 三成分カップリング反応 / イミニウム塩 |
Research Abstract |
β,γ-アルキニルα-イミノエステルに対し、THF溶媒中、Grignard反応剤と種々の酸クロライドを順に滴下し、-78 ℃から室温まで30分反応させることにより、N-アルキルα-アシル化体が良好な収率で得られることを見出した。さらにルイス酸を加える事によってアシル化の位置選択性がかわりγ-アシル化体を選択的に得る事ができた。また、N-アルキル化後、エノラートをイミニウム塩に酸化し、第二の求核剤を作用させることにより、N,C-二重求核付加反応も進行することを見出した。 次にα-アシロキシイミノエステルに対して、求核剤として様々なGrignard反応剤を連続的に作用させることで、窒素原子上へ異なる置換基を導入することができ、それぞれ対応するα-アミノエステルが得られることを見出した。また、N,N-ジアルキル化進行後に酸化を行った後、もう一分子のGrignard反応剤で求核付加反応を行うことで、全て異なる置換基を有するN,N,C-トリアルキル化体が得られることを見出した。 このように、β,γ-アルキニル α-イミノエステルへのGrignard反応剤によるN-アルキル後反応条件を選ぶことにより、α-アシル化およびγ-アシル化が位置選択的に良好な収率で進行することを見出した。これらの知見を活かし、β,γ-アルケニル α-イミノエステルへの展開をはかっている。また、α-アシロキシイミノエステルを用いる反応は,全て異なる求核剤によるN,N,C-トリアルキル化反応が可能であり、そのフロー合成への展開をさらに推進している。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(31 results)