ミクログリアの活性酸素産生と亜鉛シグナル調節因子としてのプロトンチャネル
Publicly Offered Research
Project Area | Brain Environment |
Project/Area Number |
24111529
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
岡村 康司 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80201987)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2013)
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Budget Amount *help |
¥10,660,000 (Direct Cost: ¥8,200,000、Indirect Cost: ¥2,460,000)
Fiscal Year 2013: ¥5,330,000 (Direct Cost: ¥4,100,000、Indirect Cost: ¥1,230,000)
Fiscal Year 2012: ¥5,330,000 (Direct Cost: ¥4,100,000、Indirect Cost: ¥1,230,000)
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Keywords | 活性酵素 / ミクログリア / 亜鉛シグナル / pH / ホメオスタシス |
Research Abstract |
電位依存性プロトンチャネルVSOP/Hv1の細胞内動態を明らかにすることと、in vivo でのマウスでの解析を並行して行ってきた。 (1) 細胞膜近傍へVSOP/Hv1が移行することを、ATP刺激だけでなくUDPの刺激でも確認し、P2Y受容体が関与すると考えられた。また、アクチン線維の分布と共局在したことから、細胞骨格系の制御に関わる可能性が示唆された。 (2) NADPHオキシダーゼの抗体との二重染色を行い、VSOP/Hv1はNADPHオキシダーゼとは異なる膜小胞に分布することが示唆された。また、活性酸素産生レベルをノックアウトマウスと正常のマウスのミクログリアで比較した結果、ノックアウトマウスで産生が亢進していることから、NADPHオキシダーゼとVSOP/Hv1の関係は、好中球での機構とは異なると考えられた。 (3) Iba1-GFPマウスとVSOP/Hv1ノックアウトマウスの掛け合わせを進めた。 (4) VSOP/Hv1ノックアウトマウスが肥満を呈することを見いだし、摂食量の増加が体重増加に先行して見られることから、ミクログリア機能の変化によって食欲の亢進が起こっている可能性が考えられた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(52 results)