宿主と寄生性センチュウ間の和合性的相互作用を規定する遺伝的障害の解析
Publicly Offered Research
Project Area | Correlative gene system: establishing next-generation genetics |
Project/Area Number |
24113501
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
BARTLEM DEREK (GOTO DEREK) 北海道大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (40419205)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2013)
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Budget Amount *help |
¥11,180,000 (Direct Cost: ¥8,600,000、Indirect Cost: ¥2,580,000)
Fiscal Year 2013: ¥5,590,000 (Direct Cost: ¥4,300,000、Indirect Cost: ¥1,290,000)
Fiscal Year 2012: ¥5,590,000 (Direct Cost: ¥4,300,000、Indirect Cost: ¥1,290,000)
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Keywords | 寄生性線虫 / 生物相互作用 / 遺伝的障害 / 植物分子生物学・生理学 / 植物分子生物・生理学 |
Research Abstract |
ネコブセンチュウは植物に効率的に寄生する寄生虫であり,寄生に伴って植物の根に特殊な構造(巨大細胞)を作らせて栄養を吸い取る。ネコブセンチュウの宿主特異性はあまり高くなく,幅広い植物種を宿主として寄生することができる。しかしながら,このような幅広い宿主特異性を可能にしている遺伝子の実態は全く知られていない。本研究はミヤコグサを宿主植物とし,その変異株を用いて宿主植物とセンチュウの相互作用を明らかにしようとするものである。本研究で用いた変異株は,共生微生物である根粒菌との共生に異常をきたすものであるが,同時に,ネコブセンチュウの感染効率を大きく低下させる。この変異株では転写因子に変異があることが見いだされており,2012年度までに構築していたトマトやミヤコグサの毛状根の形質転換系等を用いて,この転写因子によって制御される下流遺伝子の推定をおこなった。また,異なる系統の線虫のこれらの変異株での感染挙動を解析した。さらに,本研究で用いたミヤコグサ変異株を親株として,エチルメタンスルホン酸処理によってさらに変異導入したM2世代から,新たにサプレッサー変異株のスクリーニングを行った。サプレッサー変異株候補の表現型の再現性を確認するとともに,原因遺伝子の同定に向けた遺伝的マッピングを進めた。 なお、2013年度途中に、姓をGotoからBartlemに変更した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(15 results)
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[Presentation] Plant-nematode parasitic interaction and the hijack of host symbiosis genes.2014
Author(s)
Miyazawa, H., Hayashi, S., Bateman, P., Goodman, J., Suzaki, T., Kawaguchi, M., Guitierrez-Marcos, J., Bartlem, D.
Organizer
第55回日本植物生理学会年会
Place of Presentation
富山大学(富山市)
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