Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
加齢は肥満の危険因子だが、NAD+依存性タンパク脱アセチル化酵素Sirt1は、加齢に伴い視床下部弓状核で減少する。そこで、視床下部弓状核によるエネルギーバランス制御に重要なPOMCもしくはAgRPニューロンでのSirt1過剰発現マウスを作成・解析した結果、これらのマウスではレプチン感受性が亢進し加齢に伴う体重増加が抑制された。他方、食事性肥満は視床下部弓状核のSirt1タンパクの過剰発現と視床下部NAD+量が減少させ、視床下部Sirt1過剰発現による抗肥満効果を消失させることが分かった。そして、Sirt1のユビキチンE3リガーゼの探索を、リコンビナントタンパクの分子間相互作用を用いたスクリーニング系をもちいて、3つの候補(A~C)を同定した。これらのタンパクがいずれもSirt1と複合体を形成しうることを共免疫沈降法で確認した。
25年度が最終年度であるため、記入しない。
All 2013
All Presentation (1 results)