代謝変化によるeEF1BdeltaLの転写活性御機構の解明
Publicly Offered Research
Project Area | Crosstalk of transcriptional control and energy pathways by hub metabolites |
Project/Area Number |
24116519
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
松下 正之 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30273965)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2013)
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Budget Amount *help |
¥9,360,000 (Direct Cost: ¥7,200,000、Indirect Cost: ¥2,160,000)
Fiscal Year 2013: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2012: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
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Keywords | eEF1B / 熱ストレス / シャペロン / 転写因子 / 翻訳因子 / 脳 / 酸化ストレス |
Research Abstract |
私たちは、低酸素応答機構を解明するためにハエRNAiライブラリーを用いて低酸素条件下での個体レベルでの生死を指標にスクリーニングを行い、新たな低酸素応答遺伝子を発見しています。この研究によって発見された遺伝子の中にSIRT2がありました。SIRT2は細胞質に存在するNAD依存性の脱アセチル化酵素です。我々はSIRT2の基質をプロテオーム解析を用いて検索し、eEF1Bδ 蛋白質を基質として同定しました。この蛋白質は、翻訳因子として知られている40kdaに相当する分子量のeEF1Bδが知られていましたが、マウスで組織分布を調べてみる90kda付近に脳と精巣に特異的に存在する蛋白質の存在が確認されました。eEF1Bδゲノム解析により、Exon IIIがスプライシング変化することにより90kdaの蛋白質が生み出されることがわかりました。この大きい分子を我々はeEF1BδLと呼んでいます。eEF1BδLの機能解析を行ったところ、核内にも存在し過剰発現によるアレイ解析により、酸化ストレス応答の重要な遺伝子であるHO-1やシャペロン遺伝子群の発現を高めることを見出しました。また、eEF1BδLの組換え蛋白質はHSE DNAと直接結合し、ChiP Assayでもストレス依存性に結合が増強する結果が得られました。これらの結果より、eEF1Bδはスプライシング変化によって翻訳因子から転写因子に機能変化することが明らかになりました。転写因子として機能変化するために必要なエクソンのみを欠損させた変異マウスを作成しました。この変異マウスを用いて個体レベルでの機能解析を行い、神経細胞において熱ストレスなどに脆弱である結果が得られています。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)