Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
身近な他者への自身の困難の開示は、メンタルヘルスの維持・向上に不可欠な要素である。しかし、実際に困難を開示できる人は多くない。本研究では、コホート研究の参加者へのインタビュー調査および取得した縦断データの解析により、身近な他者に自身の困難を開示できるようになるまでの過程を、(1)本人の困難の認識と開示意欲、(2)開示可能な身近な他者の存在、(3)開示可能な環境、のそれぞれに関わる要因に注目して明らかにすることを目指す。