Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
本研究は、沖縄諸島における公共水場のデジタルアーカイブ(以下、水場アーカイブ)を市民が構築するプロセスを解明した上で、その過程で生じた効果を検証することを目的とする。①市民によるデジタルアーカイブ活動事例を調査し、課題を抽出する。②水場アーカイブのメタデータ設計要件を整理する。③地元自治体等へのヒアリング調査を実施し、市民活動との連携方法と課題を明らかにする。④活動参画を通じて水場アーカイブの構築、公開の過程を解明する。⑤水場アーカイブ利用のワークショップを実施して効果を検証し、活動持続の課題を整理する。以上から、市民保有の水環境のアーカイブ資料を活動組織に適合した形で継承する方法を提示する。