Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
本研究では、天然タンパク質を超越した汎用性を持ち、無細胞分子システムにおいて脂質二重膜上に機能性分子を決まった数で配置することができる膜貫通ペプチドモジュールの設計指針を確立することを目的とする。理想的な土台モジュールの要件は、A)膜に自発的に挿入し決まった会合数をとる、B)膜外の機能性分子に影響されずに・もしくは協調して会合する、C)膜の両端に機能性分子を接続できる、の3つである。本研究では、これまで取り組んできたAの設計から一歩進んだB, Cを満たすペプチドモジュールの完成を目指し、膜ペプチド-機能性分子複合体の分子シミュレーション、構造計測実験、タンパク質設計を協調的に実施する。