Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
睡眠を含めた様々な行動の研究や摂食、肥満といった代謝分野において、C57BL/6系統のマウスがモデル動物として用いられている。マウスの睡眠には明瞭な性差があり、雌の覚醒は時間は雄よりも約2時間長い。断眠後の睡眠リバンドは、雄に比べて雌で弱い。体重は雄よりも雌のほうが小さい。高脂肪餌飼育により、雌は雄よりも肥満になりにくい。本研究では、睡眠と肥満の性差の仕組みを明らかにするために、視床下部にフォーカスして行動と代謝の性差を生み出す分子機構を解明する。