Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
本研究は「細胞まるごと自動1分子計測」を実現することで、従来は細胞表面の計測・解析にとどまっていた1分子計測に基づくGPCRの薬効薬理評価系を細胞質・核に拡張する。形質膜ではGPCRは下流のエフェクター分子とともに膜ドメインに集積し、シグナロソームを形成することが知られているが、細胞質・核でのシグナロソームの実態は未解明である。本研究では「見る」「知る」「任せる」の3ステップで計測プロセスを革新する。また、開発した手法を用いてGPCRを起点とする細胞内シグナル伝達・膜輸送・エンドソーム/核内シグナリング等の薬理学・創薬における重要課題にアプローチする。