Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
申請者らが同定した細胞外に存在するsORFタンパク質が、液-液相分離によって非膜オルガネラを形成し、イネ免疫を制御するのではないかと考えた。研究課題の核心をなす学術的問いは、「申請者らが見出した新奇イネ非ドメイン型sORFタンパク質群が、細胞外でどのような動作原理でいもち病菌に対する抵抗性を誘導するか?」であり、その作動原理を明らかにするためにsORFタンパク質群の非膜オルガネラ(反応場、構造体、分子凝集体)と物理的性質を明らかにする。以上の解析により、これまで見逃されてきた非ドメイン型タンパク質の細胞外での役割を解明する。