Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
「迷い」は,ヒトが経路を覚える・想起する過程で生じるものである.そこで,現時点では逆説的に経路を覚える・想起するという点に着目して研究し「迷い」の解明に迫る.今回は,迷路探索を遂行している時に動物実験で得られたような脳波信号が出現するのか?という問いとヒトがVR迷路を遂行している時の脳波信号に対して介入実験を行う事により空間記憶を制御可能か?という問いを設定し,「VR迷路課題遂行中のヒトより脳波を測定し進行方向の意思決定に関与する信号成分を特定する」,「VR迷路課題遂行中のヒトに対して,先に特定した信号成分をtEIC/tDCSにより阻害し空間記憶が増強・減弱する事を確認する」をゴールとする.