Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
強いスピン-軌道相互作用を持つ5d 電子系量子物質を対象として, 2種類の異なる量子物質薄膜を原子レベルで制御しつつ積層し,人工的に空間アシンメトリを持つ界面構造を形成する.空間アシンメトリに由来する磁気的な相互作用であるジャロシンスキー・守谷相互作用の微視的学理をトポロジカルホール効果ならびにホールマグネトメトリーに代表される磁気輸送現象を通して明らかにする.これにより,界面の磁気特性の設計が可能になり,スキルミオンデバイスへの応用につながる.