Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
本研究では未発達領域である10~20核程度の金属錯体を造形することとそれに伴う機能開発を目指す。多座配位子を用いた独自の分子鎖系を拡張することにより、Discreteな多核錯体群を構築する。これらの特殊な構造を活かすことでメゾスケール材料の機能高度化を達成する。また、新たな多核錯体としてらせん状分子鎖を構築する。配位圏の平面性から共役系が繋がった導電性らせん分子ワイヤとなることが期待され、キラル誘起スピン選択効果の学理を系統的に調べることでスピントロニクスの発展に貢献する。