Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
折り紙工学は多岐にわたる産業応用可能性を有している。しかし、マクロスケールの折り紙の折りプロセスをナノスケールでの材料開発に応用し、力学的な変形機構をもつ材料を生み出した事例は未だ見られない。これは、折り紙の三次元的な形状変化をナノスケールで力学的に制御するための方法が確立されていなかったためである。本研究では、DNAナノテクノロジーを利用したナノ折り紙の開発により、新たな材料開発への道を開くボトムアップ階層化技術を提示する。