Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
ニュートリノや重力波によるマルチメッセンジャー天文学のさらなる発展の鍵の一つは、電磁波による対応天体の観測と理解にある。本課題では、せいめい望遠鏡を中心とした観測システムを構築・整備し、高エネルギーニュートリノ放射天体の有力候補とされる「高密度星周物質と衝撃波相互作用をする超新星」「(ロング)ガンマ線バーストとそれに付随する極超新星」「大質量ブラックホールによる潮汐破壊現象」のマルチモード観測および理論モデル構築を行う。以上により、どのような性質を満たしたものがニュートリノ放射を伴う宇宙の高エネルギー粒子加速器足り得るのかの解明を目指す。