Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
本研究では、申請者が開発した「機械的な力で駆動する固体ラジカル反応」が、これまで原料として用いることが難しかった不溶性小分子や高分子、バイオマスを炭素資源として活用することを可能にし、合成できる有機分子を大幅に拡張する次世代グリーンテクノロジーとなるのではないか、という問いに対してアプローチする。すでにこの固体ラジカル反応が、不溶性化合物の反応に有効であることを見出しているが、本研究では高分子を含む多様な炭素資源との反応に適用し、その有効性を調査する。