Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
三次元の有機典型元素化合物は、元素の特性を周期表横断的に活かすことで、生理活性物質や機能性材料をこれまでとは異なる方向へ多様化させると期待されています。ラジカルを利用する光反応は、こうした三次元化合物の合成に極めて有効ですが、様々な典型元素が含まれる光励起種を精密に制御せねばなりません。本研究では、分光学的手法と理論計算を援用することで、多様な典型元素導入反応を開発し、有機典型元素化合物のケミカルスペースを拡大します。