Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
細胞内の「タンパク質寿命決定の仕組み」には、ユビキチン・プロテアソーム系やオートファジー、小胞体関連分解(ERAD)などが存在している。一方、申請者は、新たな「タンパク質寿命決定の仕組み」として、ゴルジ体で実行されるゴルジ体関連分解 (Golgi-membrane associated degradation; GOMED)を発見した。GOMEDは、細胞外の環境に応じて、細胞内の特定のタンパク質の寿命を制御するなどユニークな特徴を有している。本研究では、GOMEDによって寿命が決定されるタンパク質の同定、これらのタンパク質の寿命が決定されるメカニズムなどを明らかにする。
