Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
細胞内外成分の分解の場であり、シグナル伝達の司令塔の役割も果たすリソソームは生体の恒常性維持に必須の役割を果たす。しかしながら、リソソーム自身の恒常性がどのように維持されているのか、特にリソソームには150を超える膜タンパク質や50以上の加水分解酵素が存在するが、これらタンパク質のターンオーバーがどのように制御されるのか不明である。また、リソソーム機能は加齢に伴い低下することが報告されているが、その要因や老化との因果関係も明らかでない。本研究では、申請者が独自に得ている手がかりを元に、リソソーム構成タンパク質ターンオーバーの分子機構とこの老化における役割を明らかにする。