Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
我々がこれまでに同定した冬眠誘導性遺伝子の発現制御による、ハムスター骨格筋の低温耐性獲得機構および筋タンパク質代謝調節機構を明らかにする。さらにマウス骨格筋での冬眠誘導性遺伝子の発現調節により、非冬眠哺乳類において骨格筋萎縮耐性を新たに獲得し得るかを検証する。冬眠動物がいかなる適応戦略を用いて“衰えない筋肉”という形質を獲得するのかを解明することで、最終的にはヒトの筋肉減弱症(サルコペニア)の発症・進行予防を可能とする新規介入戦略の開発を目指す。