Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
線虫 C. elegans において生育中の卵母細胞ではリソソーム分解系の活性が低レベルに維持されているが、卵が成熟するとエンドソーム・リソソームが肥大化し、その後、受精を経てさらに活性化していく。私達はこの過程に生殖顆粒(P顆粒)の構成因子が関与することを見出している。そこで、本研究では、卵―胚性遷移における生殖顆粒構成因子を介したリソソーム分解系活性化の分子機構とその生理的意義の解明を目指す。