Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
有害な赤潮を形成するラフィド藻シャットネラ属は、強光・高温に対する耐性が強く、夏場の晴天時に海面表層でブルームを形成して養殖魚を斃死させる。シャットネラ属の光合成は強光・高温に対する耐性が極めて高く、特殊な防御機構を有していることが推測される。本研究では、シャットネラ属の光合成の環境適応機構を解明することを目的とする。特に魚毒性との関連が推測されている活性酸素の細胞外産生と光合成制御の関係を探る。