Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
森林生態系で主にみられる揮発性有機化合物(BVOC)としてイソプレンやモノテルペンが知られている。森林土壌中には大気よりもはるかに高濃度のモノテルペンが蓄積していて、樹種によって土壌中のモノテルペン濃度やその構成が異なる。しかし、モノテルペンの土壌から大気への放出量や物質循環におよぼす影響の解明には至っていない。そこで森林土壌からのモノテルペン放出量の樹種による違い、モノテルペンが森林土壌中における温室効果ガス動態におよぼす影響を明らかにする。