カイラルp波超流動体の固有角運動量とエッジ流の解明
Publicly Offered Research
Project Area | Topological Quantum Phenomena in Condensed Matter with Broken Symmetries |
Project/Area Number |
25103706
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
押川 正毅 東京大学, 物性研究所, 教授 (50262043)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | カイラル超流動 / カイラル超伝導 / クーパー対 / 角運動量 / エッジ流 / タイムクリスタル / カイラル超流動体 / エッジ状態 / 固有角運動量のパラドックス / 超伝導 / 超流動 / 国際研究者交流 アメリカ合衆国 フランス |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度の成果を踏まえ、円盤中に閉じ込められたN個のフェルミオンからなるカイラル超流動体の全軌道角運動量の研究を進めた。ペアリングがp+ip波の場合には大きな系の極限でN/2に漸近するが、d+id波およびより高次のペアリングの場合には強く抑制され、高々フェルミエネルギーに対するペアリングエネルギーの比のオーダーになることを、Bogoliubov-de Gennesハミルトニアンに対して確立した。この結果をいくつかの国際学会やプレプリント・サーバーで公開したところ、大きな反響があり我々の結果は他の2つのグループによっても確認された。 最近、対称性の破れた量子相に関する新しい概念として、Wilczekが時間に関する並進対称性が自発的に敗れたタイムクリスタル相の存在を提案し、大きな話題となった。しかし、タイムクリスタルの存在の可能性については論争が続いている。問題の一つは、タイムクリスタルの正確な数学的な定義が存在しないことであった。我々は、結晶に代表される、通常の対称性の自発的破れが、無限小外場に対する秩序パラメータの応答と、相関関数の長距離での漸近的なふるまいの2つの方法で定式化されることに着目した。タイムクリスタルの場合には、秩序パラメータに結合する外場は時間変化することになるので、前者の一般化は困難である。そこで、マクロな秩序パラメータの時間相関関数によるタイムクリスタルの定義を導入し、さらに非常に一般的な局所相互作用を持つハミルトニアンについて、この定義に基づくタイムクリスタルが(絶対零度および有限温度での)平衡状態で存在しないことを証明した。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(13 results)