光物質変換系との連結を目指した新規ナノシート型光捕集系の構築
Publicly Offered Research
Project Area | Chemical conversion of solar energy by artificial photosynthesis: a breakthrough by fusion of related fields toward realization of practical processes |
Project/Area Number |
25107521
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
高木 慎介 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 准教授 (40281240)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | 人工光合成 / 分子系光触媒 / ナノシート / 粘土鉱物 / 人工光捕集系 / ポルフィリン / ナノ材料 / エネルギー移動 / 光捕集系 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の課題は、人工光捕集系と光物質変換系の連結である。人工光捕集系としては、ナノシート上に高密度配列した色素集合体を用い、光物質変換系としては、金属ポルフィリンを増感剤としたシクロヘキセンの酸素化反応などをターゲットとしている。本研究においては、ナノシート上における物質変換反応に重点を置いて研究を進めた。ナノシートとしてはサポナイト型粘土鉱物を、増感剤としてはGa, Sb, Ruなどを中心元素とするポルフィリン類を用いた。その結果、増感剤をナノシート上に担持することで、非担持状態に比べて、その安定性が著しく向上することを見いだした。非担持状態においては、増感剤は光照射中に速やかに分解していくのに対し、ナノシート上においては分解が抑制されることに加えて、その分解の機構も異なり、その分解物も光触媒活性を有することを見いだした。これらの研究成果により、光捕集系と連結しうるナノシート上における光物質変換反応に対して大きな足がかりを得た。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(22 results)