中心体数の制御機構の解明
Publicly Offered Research
Project Area | Cilium-centrosome system regulating biosignal flows |
Project/Area Number |
25113509
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
荒川 聡子 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 助教 (90415159)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥7,020,000 (Direct Cost: ¥5,400,000、Indirect Cost: ¥1,620,000)
Fiscal Year 2014: ¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2013: ¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
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Keywords | 中心体 / 抗がん剤 / オートファジー |
Outline of Annual Research Achievements |
多くのがん細胞の特徴の1つに、過剰な中心体の存在がある。中心体が過剰に存在すると、細胞分裂時に染色体の分離異常が促されるために、娘細胞への染色体の分配を正確に行うことができなくなる。そのため、染色体の不安定性が生じることとなり、発癌や、がんの悪性化が惹起されることとなる。このため、細胞内の中心体数を正確に制御することは、生体の恒常性維持にとって、極めて重要である。また、このことから、細胞内に異常に存在している中心体をターゲットにした抗がん剤の開発が有効であると考えられる。 私たちは、これまでに、本学所有の低分子化合物ライブラリーのスクリーニングから、がん細胞特異的に細胞死を誘導できる化合物を20種類同定している。ここで、これらの化合物の中から、中心体に作用する化合物を探索することとした。 はじめに、過剰な中心体を有するがん細胞の中心体に、緑色蛍光タンパク質を発現させた細胞株を樹立した。次に、このがん細胞株に、先に同定したがん細胞特異的に細胞死を誘導できる20種類の低分子化合物を添加して、二次スクリーニングを行った。 その結果、細胞中に散在していた中心体を1カ所に集め、細胞分裂を阻害する化合物を見出した。さらに、この化合物をex vivoの担がんマウスに投与したところ、強い抗がん作用を発揮することを見い出した。これらの結果を取りまとめ、論文投稿する予定である。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(16 results)
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[Presentation] 超微形態学からみた細胞死2014
Author(s)
荒川聡子・室橋道子・清水重臣
Organizer
日本生化学会
Place of Presentation
京都国際会館(京都府・京都市)
Year and Date
2014-10-15 – 2014-10-18
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Invited
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