分割蛍光タンパク質再構成法を用いた生理機能イメージングの実践応用研究
Publicly Offered Research
Project Area | Mutli-dimensional fluorescence live imaging of cellular function and molecular activity |
Project/Area Number |
25113704
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
小澤 岳昌 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (40302806)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥20,020,000 (Direct Cost: ¥15,400,000、Indirect Cost: ¥4,620,000)
Fiscal Year 2014: ¥10,010,000 (Direct Cost: ¥7,700,000、Indirect Cost: ¥2,310,000)
Fiscal Year 2013: ¥10,010,000 (Direct Cost: ¥7,700,000、Indirect Cost: ¥2,310,000)
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Keywords | イメージング |
Outline of Annual Research Achievements |
研究課題1では,平成25年度に作製したトランスジェニックゼブラフィッシュを用いて,アポトーシス細胞のイメージングを行った.実体蛍光顕微鏡下でゼブラフィッシュを観察したところ,コントロールに対してUV照射したゼブラフィッシュからは,多くの緑色の輝点が観察された.この輝点が死細胞であることを確認するために, TUNEL法によりアポトーシス細胞の存在を確認した.TUNEL法により染色された細胞とプローブの緑色蛍光の局在が良い一致を示したことから,緑色蛍光輝点が確かに死細胞をしめしていることが解った.ゼブラフィッシュ生体の局所をUV刺激すると,生きたゼブラフィッシュで死細胞を確認できることを実証した. 研究課題2では,Bak凝集体を超解像で可視化検出するために,紫外線を照射してから細胞を固定し全反射蛍光顕微鏡で観察を行った.細胞内のミトコンドリア上で多くのBak凝集体を示す点状蛍光が観察された. 得られた画像の空間分解能を点状蛍光の半値全幅(FWHM)で評価したところ, 通常のイメージング法では330 nmであったのに対し, 本分析法では79 nmであった. 次に本分析法で得られた超解像画像を用いてBak凝集体のサイズ評価を行ったところ, 直径が100-1000 nm, 凝集体あたりのBak分子数が50-1700と広い分布を示した. この結果から, ミトコンドリア上で形成されるBak凝集体の7割以上が光学限界以下の直径であり, それらのうちの多くが100 nm程度と非常に小さいサイズであることが明らかとなった. さらに, アポトーシスを引き起こすBak凝集体に含まれるBak分子数はこれまで70-250程度と考えられてきたが, 実際にはより多くのBak分子が凝集体を形成していることが明らかとなった.その分子密度はBak分子数にかかわらず一定であることを実証した.
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(21 results)