Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
次世代シーケンサーを用いたmRNA-seq解析により、フィトクロムが転写制御に加え、それとほぼ同じ規模で、シロイヌナズナゲノムの6.9%にも及ぶ遺伝子に対して選択的スプライシング制御を行うことを明らかにした。さらに、光シグナル伝達のネガティブレギュレーターであるSPA3について、その選択的スプライシングパターンがフィトクロムシグナル依存的に変化し、そのことが生理学的に光形態形成の促進に寄与することを実証した。以上の結果から、フィトクロムが、遺伝子発現の異なるステップである転写と選択的スプライシングを、直接かつ同時に制御することで、植物の光応答を引き起こすことを実証し、植物の光情報利用における新奇機構を世界に先駆けて発見した。
26年度が最終年度であるため、記入しない。
All 2014 2013
All Journal Article (3 results) (of which Peer Reviewed: 3 results, Open Access: 1 results, Acknowledgement Compliant: 1 results) Presentation (5 results) (of which Invited: 5 results) Book (1 results)
Proc Natl Acad Sci USA
Volume: 111 Issue: 52 Pages: 18781-18786
10.1073/pnas.1407147112
Plant Physiology
Volume: 162 Pages: 1529-1538
BMC Genomics
Volume: 14 Pages: 786-786