マウスPrdm9多型による相同組換えホットスポットの可塑性
Publicly Offered Research
Project Area | Systematic study of chromosome adaptation |
Project/Area Number |
25125721
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | National Institute of Genetics |
Principal Investigator |
城石 俊彦 国立遺伝学研究所, 系統生物研究センター, 教授 (90171058)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥11,700,000 (Direct Cost: ¥9,000,000、Indirect Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2014: ¥5,850,000 (Direct Cost: ¥4,500,000、Indirect Cost: ¥1,350,000)
Fiscal Year 2013: ¥5,850,000 (Direct Cost: ¥4,500,000、Indirect Cost: ¥1,350,000)
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Keywords | 遺伝学 / ゲノム / 組換え / 進化 / マウス |
Outline of Annual Research Achievements |
1. Prdm9 ノックインマウスの作成と機能解析 マウスPrdm9遺伝子内のDNA結合ドメインを決定するZinc Finger Array (ZFA) は非常に多様であることが知られており、Prdm9の機能に強い影響を与えていると考えられる。そこで、Cre-loxシステムを応用し、ZFA領域のみを容易に改変可能なノックインマウスを作成した。その結果、ZFA直後にエピトープタグ配列を付加したマウスでも改変していないマウスとほぼ変わらない表現型だった。この結果は、抗体が入手困難なPrdm9の機能を解析する上で、既知の抗エピトープタグ抗体を用いた免疫沈降に代表される実験手法が適応できる可能性につながるものである。H25年度でクローニングを行ったマウスの多様なZFAやZFAなしのコンストラクトを導入することで、部分的に機能ドメインが欠失したPrdm9の機能解析や、ZFA領域の配列多様性への制約などを実験により示すことができる。 2. Prdm9結合配列を用いた組換え検出マウスによる抑制因子の探索 Prdm9抑制因子の探索は、存在すると思われる染色体領域のリシーケンシングを保持系統マウスで行い結果を得たが大きな違いはなく、具体的な抑制因子候補の選定には至らなかった。そこで再度組換え頻度を求めるために、Psmb9遺伝子近傍のPrdm9結合配列と汎用プロモーター、EYFPを利用して、組換えが起こった精子で蛍光が観察され、その割合から組換え頻度を求めることができるマウスを作成している。現在、遺伝子型が完成型のマウスが得られておりその解析を行っている。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)