リポペプチドを提示するMHCクラス1分子の同定
Publicly Offered Research
Project Area | HLA polymorphism, disease and evolution |
Project/Area Number |
25133704
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
杉田 昌彦 京都大学, ウイルス研究所, 教授 (80333532)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥6,240,000 (Direct Cost: ¥4,800,000、Indirect Cost: ¥1,440,000)
Fiscal Year 2014: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2013: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
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Keywords | 細胞・組織 / 免疫学 / 脂質 / リポペプチド / MHC / T細胞 |
Outline of Annual Research Achievements |
アカゲザルエイズモデルにおいて、Nefタンパク質由来N末端5-merペプチドにミリスチン酸が付加されたリポペプチド(C14nef5)が細胞傷害性T細胞の標的となることが明らかとなり、C14nef5特異的T細胞株の活性化を指標にリポペプチド提示分子の同定を進めた。アカゲザル単球に反応する数千のハイブリドーマクローンの解析からT細胞株の抗原認識を阻害するモノクローナル抗体を単離し、その生化学的解析からMHCクラス1様の分子を認識することが明らかとなった。そこでアカゲザル個体の遺伝学的解析からリポペプチド抗原提示分子をコードする遺伝子候補を絞り込んだ。さらにアカゲザル末梢血単核球からcDNAライブラリーを構築し、候補遺伝子の単離を進めた。その結果、遺伝子B*nov1を導入したアカゲザル腎上皮細胞株は、C14nef5リポペプチド抗原をT細胞株に提示できることがわかった。一方、別途樹立したC14nef5特異的T細胞株についても上記阻害抗体がT細胞活性化阻害能を有することを確認した。このT細胞株を活性化できるアカゲザル個体と活性化できないアカゲザル個体を同定し、特定のハプロタイプ上に抗原提示分子をコードする遺伝子が高い確率で存在することが判明した。そのdeep sequencingを行い、候補遺伝子4つを絞り込んだ。そのうちの1つはアカゲザル腎上皮細胞株に遺伝子導入することにより、T細胞株へのリポペプチド抗原提示能が構築された。この候補遺伝子はB*nov1とは異なるものであることから、第2のリポペプチド抗原提示分子が存在する可能性が示唆された。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)