Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
ゲノムマイニングにより新規な遺伝子クラスターを探索する際、その起点となる新規酵素が必要となる。本研究では新規な酵素配列クラスタリング法を開発する。異なる3つの配列類似性の指標 (“酵素活性中心を含む局所配列”、“酵素アミノ酸配列の特徴をコードする特徴量ベクトル”、“共進化残基ネットワーク”) に基づき酵素配列を比較、酵素配列クラスタリングを実施する。機能未知の酵素配列で構成される配列クラスターを特定し、その酵素機能を実験的に確認する。新規酵素の高速かつ正確な探索を実現するとともに、既存のツールと組み合わせた新規遺伝子クラスターの発見など、予知生合成分野の発展に貢献できる基盤技術の確立を目指す。