Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
「分子性ナノシート」はここ10年間に報告された萌芽的な研究対象であり,現時点では応用展開が達成されていない.本研究課題では領域目標の一つである「外圏型超セラミックス」の実現に向け,無機材料と分子性ナノシートとの融合による合理的機能創出を目指す.ジチオレンナノシート類/半導体光触媒ハイブリッド系を構築し,前者の助触媒能を明らかとし,高効率の水の光完全分解を達成する.グラフィジイン類についても同様の追究を行うとともに,公募研究前半の領域内共同研究で新たに見出した,グラフィジインモノマーの固相重合による機能材料創出を追究する.領域内共同研究を継続,さらに拡大することで領域を活性化する.