Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
原始地球ではオゾン層が存在しなかったため、現在はオゾン層により遮断され地表には届かない短波長の紫外線が、現在より多く到達したと考えられる。その結果、現在では光触媒として機能するとは考えられていない種々の金属酸化物が紫外線応答型の光触媒として利用され、CO2からの効率的なCO生成、さらには、このCO2を原料とした場合には生成しないC-C結合を含むAcetyl-CoAなどの鍵となるハブ分子が、COを利用することで生成した可能性がある。本研究では、これらの未利用の紫外線応答型光触媒を用いてハブ分子が光合成されるための必要条件を明らかとする。