Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
本研究は,環境照明の遮光によって光線場を変調し,知覚的に物体のBRDFを置き換える新たな空間拡張現実感技術の方法論を確立することを試みる.具体的には,まず,センサを用いた環境光線場の推定と,透過型ディスプレイによる光線場変調の基礎技術を検討する.次に,遮光による光線場制御の精度を高め,対象物体上の配光分布の操作へと展開する.さらに,変調光が知覚に与える影響を評価し,光と知覚の整合に基づく実環境適用可能な手法の確立を試みる.