Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
本研究は,水月湖の年縞堆積物に含まれる微粒炭(森林火災由来の微小炭粒子)を高解像度で分析し,過去約7万年間の日本の森林火災発生頻度を明らかにするものである.特に「暴れる気候」(急激な気候変動)と「安定な気候」の下での火災頻度や季節性の違いを古気候データとの比較を通じて解明する.これにより,将来の極端気候下における森林火災リスク評価や防災対策の策定に貢献する.