Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
メキシコの最古級の山頂都市モンテアルバンを中心とした宗教センターの3Dマップを完成させ、そのデータを解析し、斬新な進化モデルの構築を目指す。先行研究でLiDAR測量を実施したオアハカ盆地の形成期センターや、モンテアルバン、周辺の新興センターなどで広域の現地踏査を行い、表面採集、ランドスケープ要素や建築・彫刻データの確認作業により、モンテアルバン全域の最初のLiDAR図を構築し、国家の中心施設-儀礼場-古代都市全域の創出・変容・衰退のプロセスを復元する。天文シミュレータ―を用いて、統率者集団の天体・時空間認知力、世界観、暦法を探知し、都市の創成メカニズムの実証研究を行う。