Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
電子-磁気トポロジーの結合をもたらすキメラ準粒子であるトポロジカルスピン粒子における非線形伝導特性を開拓し、さらなるスピントロニクス機能を開拓する。トポロジカルスピン粒子と伝導電子が結合すると、幾何学的位相(Berry位相)に由来した巨大な実効磁場(Berry曲率)が物質中に発生する。実効磁場の大きさは、原理的には数1000テスラにも及ぶ可能性があり、スピン構造の制御によって、その空間分布も制御できることが明らかになってきている。このような超巨大実効磁場を利用することによって、巨大非線形伝導特性とリザバーコンピューティングといった新しいスピントロニクス物性を開拓する。