Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
SV2Aはシナプス小胞に局在する膜タンパク質で、ボツリヌス毒素やラセタム系抗てんかん薬の受容体であることが知られている。SV2Aはほぼ全ての神経細胞に発現することからSV2Aを標的とすることでシナプスの可視化が可能であり、実際にSV2Aを標的とする多くのPETプローブが開発されている。本申請では、クライオ電子顕微鏡構造を基に①拡散モデルによるSV2A認識タンパク質の生成とセルフリー合成系による網羅的解析の組み合わせにより、新規のシナプス結合タンパク質を開発する。また、②インシリコスクリーニングと実験によってSV2Aを標的とする蛍光標識プローブを開発する。