Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
アトバコンはマラリア原虫のCytochrome bc1 complexを標的とする抗マラリア薬であり、ミトコンドリアゲノムにコードされているCytochrome bのアミノ酸変異によって、マラリア原虫は薬剤耐性を獲得する。しかしマラリア原虫のミトコンドリアゲノム編集技術が確立されていないため、アミノ酸変異の影響を定量的に調べることはできていなかった。本研究ではマラリア原虫のミトコンドリアゲノム編集技術を確立し、作製した変異体の生化学的解析により薬剤耐性メカニズムを明らかにすることを目的とする。