Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
複数のタンパク質量の時間変化を同一試料で定量するには、マルチカラー蛍光イメージングが有用だが、蛍光色の違いによる識別数に限界があり、同時観察できるタンパク質は5種程度にとどまっている。そこで、蛍光タンパク質の光スイッチング特性を利用し、識別数の拡張を図る手法が開発されたものの、従来の光スイッチング型蛍光タンパク質(rsFP)は緑と赤の2色に限られ、最大でも9種の識別にとどまっていた。本研究では、青色rsFP、UV励起で緑色を示すrsFP、青緑間で変換可能な可逆的光変換型rsFPの開発により最大20種のタンパク質を同時定量可能な技術を確立する。