Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
植物の中には、タケの仲間のように、集団が1年を越える一定の周期で一斉開花・枯死する生活史をもつ植物(周期植物)がある。周期植物は数年から数十年というきわめて長い生物時計を持つと推定されるが、そのメカニズムはほとんど未解明である。本研究では、沖縄島において6年周期で一斉開花し枯れるキツネノマゴ科のコダチスズムシバナに着目し、QTL解析、遺伝子発現解析、メチル化解析を組み合わせることで、発芽から開花まで6年を測る生物時計のメカニズムを明らかとすることを目的とする。