Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
これまで私は、光イメージング計測技術を駆使し、哺乳類の概日時計中枢である視交叉上核における「概日Ca2+振動」や「概日膜電位振動」の神経回路レベルでの時空間的協調を明らかにし、その作動原理を探究してきた。その結果、Ca2+振動が中心振動体に位置付けられる可能性が示唆されたが、その源流や振動原理は未解明である。本研究では得意とする長期イメージング技術を低温環境やオルガネラレベルに展開し、その振動メカニズムの核心に迫る。