Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A)
解法不明の課題に対して正しい答えを得るためには、過去の経験や仮説に基づく解法方針を立てて回答し、正解であればその方針を続け、誤りであれば別のやり方に切り替える。また、反転学習課題において反転後は過去の不正解を正解とする新ルールに切り替えなければならない。本研究ではこのような異なる行動切り替えに関わる大脳神経機構の同異をマウスを用いて明らかにする。独自開発したレポーターマウスを用いた活性化細胞の全脳マッピングや計算論モデルにより責任脳領域の同定を行うことにより、その神経回路の分子・細胞特徴を明らかにする。