リガンド結合型光触媒を用いた生体内標的タンパクノックダウン法の開発
Publicly Offered Research
Project Area | Chemical Biology using bioactive natural products as specific ligands: identification of molecular targets and regulation of bioactivity |
Project/Area Number |
26102721
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
中村 浩之 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (30274434)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥5,850,000 (Direct Cost: ¥4,500,000、Indirect Cost: ¥1,350,000)
Fiscal Year 2015: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2014: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
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Keywords | 有機化学 / 生体機能利用 / 生体分子 |
Outline of Annual Research Achievements |
26年度の研究成果において、生体環境調和性の高い光触媒、Ru(bpy)3で一電子酸化反応を誘起することによってペプチドやタンパク質が分解すること、ペプチド分解にはアミノ酸配列に依存性があることを見出した。そこで、平成27年度にかけて、細胞内に送達されて機能するタンパク質分解光触媒を開発すべく、標的へのリガンドを連結した触媒の合成、細胞内標的タンパク質の発現量変化の解析を行った。 標的タンパク質として、上皮細胞増殖因子チロシンキナーゼ(EGFR-TK)を選択し、そのリガンドとしてアニリノキナゾリン骨格を有するイレッサを選択し、イレッサにRu(boy)3を結合させたリガンド結合型光触媒を分子設計し、その合成に成功した。この光触媒を用いて、EGFR-TKに対する標的タンパク質ノックダウン実験を行った。N,N-dimethylamino-N’-acyl phenylenediamine(TRT)の非存在下では、リガンド連結型のRu(bpy)3光触媒は一重項酸素の生成による酸化的なタンパク質ノックダウンを誘導することを見出した。一方で、同化合物存在下では、その反応は抑制されつつ、チロシン残基上でのタンパク質ラベル化反応が進行した。また、細胞内のタンパク質を標的にした実験系においても、標的のタンパク質ノックダウンとラベル化反応を外部刺激により制御できることが分かった。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(37 results)