Publicly Offered Research
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
生体関連物質に学び、優れた機能を有する動的な分子集合システムを設計・開発することは物質化学における重要な研究課題である。しかし、分子集合体の機能を設計する技術はまだ十分には開拓されていない。我々は、分子集合体の化学の発展と、将来の分子デバイスへの応用の観点からダイナミックな機能を有する分子結晶の開発を進めている。ダイナミック特性を有する物質開発のためには、優れた機能を設計するだけでなく、スイッチング機構を持つ分子を機能性物質中に導入する必要がある。本研究では分子の構造変化によりメカニカル特性、磁性がスイッチするダイナミック分子結晶の開発を目指して研究を行い、エントロピー溜として作用するアルキル鎖を導入することにより、可逆で巨大な結晶変形と磁性のスイッチング特性を示すコバルト錯体を開発することに成功した。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
All 2015 2014
All Journal Article (2 results) (of which Peer Reviewed: 2 results, Open Access: 2 results, Acknowledgement Compliant: 1 results)
Nature Communications
Volume: 6 Issue: 1 Pages: 8810-8810
10.1038/ncomms9810
Nature Chem.
Volume: 6 Issue: 12 Pages: 1079-1083
10.1038/nchem.2092