マイクロメッシュを用いた層状細胞構造の構築と機能発現およびその計測
Publicly Offered Research
Project Area | Hyper Bio Assembler for 3D Celluler Innovation |
Project/Area Number |
26106710
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Research in a proposed research area)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
鷲津 正夫 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10201162)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥18,330,000 (Direct Cost: ¥14,100,000、Indirect Cost: ¥4,230,000)
Fiscal Year 2015: ¥9,490,000 (Direct Cost: ¥7,300,000、Indirect Cost: ¥2,190,000)
Fiscal Year 2014: ¥8,840,000 (Direct Cost: ¥6,800,000、Indirect Cost: ¥2,040,000)
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Keywords | マイクロ・ナノデバイス / 移植・再生医療 / バイオリアクター / 細胞組織 / 細胞シート / 微細加工 |
Outline of Annual Research Achievements |
チップ上でエレクトロポレーションを行うと同時に電気泳動により外来DNA(プラスミド)を核に送達するシステムを開発した。細胞は,孔径2μm・ピッチ15μm程度のオリフィスを持つシート上で付着培養される。このオリフィスシートを両側から電極ではさみ,4V-200msec程度の電圧を印加すると,膜の可逆的破壊が生じ,そこを通して流れる導電電流下の電気泳動によりプラスミドが核に移動する。このように,プラスミドは核に直接送達されるため,パルス印加2時間後くらいからプラスミド遺伝子の発現が見られる。オリフィスを十分に密に作り,細胞核の直下に確率的に1個以上のオリフィスが来るように作れば,すべての核にプラスミドを送達することが可能になる。この手法を用いて,体細胞に4つの山中因子を導入したところ,Oct4とNanogの発現,すなわち細胞の初期化が起きた。この遺伝子直接送達法は,タイミングを正確に制御して即時に遺伝子を導入できるという特徴があるので,今後の細胞のリプログラミングや分化制御の研究に役立つ物と期待される。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(13 results)